「オートバイ少女」(’94)
2002年4月24日少しHPを整理しようとここを趣味に関する「PICK UP」の場所に
借りようと思ってみたけど前は検索機能がついてて、自分で
わかりやすかったのにいつの間にかなくなっている。。。
かと言って、趣味ごとにページを作ると絶対コンテンツ倒れに
なる。どーしたものか?とボヤきつつ。
「映画って面白いな」と感じたのは学生時に深夜放送で
自主制作映画を放映していたのを観ていて。
当時「映像研究会」なるサークルに入っていたんだけど
イマイチその面白さは、音楽を聴くほどには至らなかった。
それがもう学生時代も残りわずか、なんて時に出会った。
そんなことを思いだした。というのもこの「オートバイ少女」は
その時と同じ感触だったから。
鈴木翁二が原作、あがた森魚監督のこの作品。
前にも気にかかってはいたものの余りにジャケットが「不良少女と
よばれて」みたいなイメージでどうにもピンとこなかった。
おそるおそる観てみるとこれがなかなかにアタリ。
ストーリーは、生き別れの父親を探しにオートバイで函館に行く。
父親の描いた一冊の絵本を手がかりに。
そこで父親と会い、接触してみて自分の中にある「父親像」や
「父親への愛」を確認するという。
ドラマチックな展開ではなく自然に「あぁ、そうか」と納得する素朴な
感じが良かった。
海に面する函館の町や風景全体に差し込む夕陽や虫の声が切ない。
例えば日常で特別に何かをしていたワケでもないのに、
いつも見ている風景がヤケに新鮮に見えたり、何年もその残像
が脳裏に蘇ったりする心象風景によく似ている。
そして少し日焼けしたような肌に目鼻立ちがくっきりとしてショートカットの
少女(石堂真央)も良かったし、父親役のあがた森魚の頼りない
感じもうまくハマっていた。
グっと惹きつけられる作品ではなかった。「観た映画で何が良かった?」
と人に聞かれて「オートバイ少女」と答えられるような作品というより
何かの拍子に「あー、あの感じとおんなじだぁ」と思い出す映画。
というマイ・ジャンルの衣装箱(みたいなモノ)にしまわれるだろう。
借りようと思ってみたけど前は検索機能がついてて、自分で
わかりやすかったのにいつの間にかなくなっている。。。
かと言って、趣味ごとにページを作ると絶対コンテンツ倒れに
なる。どーしたものか?とボヤきつつ。
「映画って面白いな」と感じたのは学生時に深夜放送で
自主制作映画を放映していたのを観ていて。
当時「映像研究会」なるサークルに入っていたんだけど
イマイチその面白さは、音楽を聴くほどには至らなかった。
それがもう学生時代も残りわずか、なんて時に出会った。
そんなことを思いだした。というのもこの「オートバイ少女」は
その時と同じ感触だったから。
鈴木翁二が原作、あがた森魚監督のこの作品。
前にも気にかかってはいたものの余りにジャケットが「不良少女と
よばれて」みたいなイメージでどうにもピンとこなかった。
おそるおそる観てみるとこれがなかなかにアタリ。
ストーリーは、生き別れの父親を探しにオートバイで函館に行く。
父親の描いた一冊の絵本を手がかりに。
そこで父親と会い、接触してみて自分の中にある「父親像」や
「父親への愛」を確認するという。
ドラマチックな展開ではなく自然に「あぁ、そうか」と納得する素朴な
感じが良かった。
海に面する函館の町や風景全体に差し込む夕陽や虫の声が切ない。
例えば日常で特別に何かをしていたワケでもないのに、
いつも見ている風景がヤケに新鮮に見えたり、何年もその残像
が脳裏に蘇ったりする心象風景によく似ている。
そして少し日焼けしたような肌に目鼻立ちがくっきりとしてショートカットの
少女(石堂真央)も良かったし、父親役のあがた森魚の頼りない
感じもうまくハマっていた。
グっと惹きつけられる作品ではなかった。「観た映画で何が良かった?」
と人に聞かれて「オートバイ少女」と答えられるような作品というより
何かの拍子に「あー、あの感じとおんなじだぁ」と思い出す映画。
というマイ・ジャンルの衣装箱(みたいなモノ)にしまわれるだろう。
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