楽しみにしていたサマーソニック。
前日からぐずつく天気でどうか?と思ったけどとりあえずは持つ。
夏のイベントらしくなく、涼しい。
朝からチケットを忘れて、友人との待ち合わせ時刻に遅れてしまう。

入場してとりあえずメッセに向かう。(ホール)
☆MXPX
全然、知らないバンドだけどドリーミーポップみたく聞こえた。
しっかしホールは、音が回って何をやってるかわからなかった。

☆ソウルワックス。
これも知らないバンド。
ハードロックっぽく聞こえたけど涼しくてちょっと眠る。
あんまり興味を持てなかったんで起きてから食事。
ベトナムだのタイだのの辛い系の屋台が並ぶ。
私はインドカレーを食べたのだけど予想を超えて
なかなか美味しかった。

☆ラッセル・シミンズ。
これはソロが出た時にアルバムを買っていたのだけどそれはイマイチ。
で、期待もそんなに無かったせいかものすごく良かった。
全然、曲を覚えてないのにノレた。
「DON’T BERIEVE THE HYPE」と言っていたり。
最初、ツインドラムでラッセルも叩いていたんだけど
(その時は、ラッセル節ドラムはあんまり聴けなかった)
途中でギターを持ち出した。
「うん?弾き語りか?」と思ったけどそんなことはなく
ゴリゴリのアメリ感ロック(グランジ寄りの)を聴かせてくれました。
典型的なロックもありながらローファイ(って懐かしい)感も覗く、カッコイイライブだった。
これは大満足。

その後、マリンスタジアムへ。
incubes、RANCIDなども聴いていたんだけど
あんまり興味が持てないので特にナシ。

☆チボマット
今まで観たい、と思っていたのにずっと見逃していた。
ギターが無いせいか音が小さくて、クラブとかで
聴いてたかったな、という印象。
これまでのアルバムの曲を更にリラックスさせたアレンジ。
ハトリミホがとても愛らしくて、ファーストの頃の
ちょいコジャレ感がなくってすごく良かった。
声の質がすごく好きで生で聴けたのはウレシイ。
(余分なものがなく耳の中へダイレクトに伝わる感じ)
ホンダユカがメディアに出だした頃に言っていたけど例えば
シンセにワウとかエフェクターでギターぽくしたり、ラジカセから録ったりなど
チープなサウンドってのにすごく惹かれて
彼女が仕様してる楽器を探して全国の楽器店を探したくらい
好きな人。(結局、プロツールで組み込んでるみたい)
その後、私のように思った人が多くなったのか
やたらと日本でそういうバンドを見かけたけど。
そういう思い入れもあったのだけど欲を言えば
スピード、ノリも欲しかった。
ミホが「WHAT’S UP」と客に向かってコールしたけどレスも小さかった。
ラストのヘヴィな曲は、盛り上がった。
これは歌詞も大概、覚えてしまってるので一緒に叫んでジャンプジャンプ。
しかし日頃の運動不足のおかげでふくらはぎの筋肉
が伸びきってしまう。イテー。

☆プライマル・スクリーム
「エクストリーム」からの曲が多く(聴いてない)
ロックばりばりで思ったほど盛り上がらず。
曲名がわからないけど「コワルスキー、バニシンポーン」の曲は、良かった。
音圧もあったし。スネアにかかるリバーブ.ディレイの音もはっきり聞こえてきた。(それが好き)でもそれぐらい。
フジで観た時は、「スクリーマデリカ」からの選曲もあって
かなり鳥肌モノだったのに今回は、なぁ。。。

☆ベック
これはもう語るまでもなく圧巻。
何度か観てるのでちょっと飽きたりってのもあったけど
かなりの雑念エンタテイメント。
シングル曲やみんながよく知る曲ばっかでちゃーんと盛り上がれる設定。
道路工事の人が持つ赤く光る棒を持った二人が
ストップモーションで動く。
バックスクリーンは、ゲームアニメ。
JBのマントショーのパクリ(後からきいた)があったり、本当に楽しい。
残念なことに私は、よく見えなかったのだけど。
アンコールも二回。(だったかな?三回かも)
いつも通り、オーソドックスなパンクロックがあったり、
最後は「DEVIL’S HAIR CUT」
もちろんみんな大盛り上がり。そして<EMERGENCY>(サイレンが鳴り響き、人がステージを走り回る)
で幕を閉じる。

去年もそうだったけど今年も最後の打ち上げ花火。
眼前に迫るように花火が散って、
「あー、夏が終わったー」という気分でした。




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