バリ島放浪記その2・包み込むように
2001年5月22日朝から雨。天気の悪い日に出発とは。。。
京都駅からエアポートバスに乗り、関空へ。
そして関空で他同行者3名と待ち合わせる。その3名全てが旦那を置き去りにしての海外の様子。
今回は、総勢8名の旅。皆でガラガラゴロゴロとチェックインへ向かい(何故かガラガラを引くと足早になってしまう者がいた)、搭乗の手続きを済ませ、余裕を持って出たはずが割とすぐに搭乗。
ガルーダ・インドネシアという航空会社の飛行機に乗り込む。
喫煙席があり、めちゃ助かるー。平日のせいか空席が多くリラックスでけた。
ここからが正念場。何と言っても飛行機が怖いのだ。昔、乗った時は大丈夫だったんだけどね。
持参の催眠剤を飲む。でもちょっと遅かったみたい。
飲んですぐに動き出した。最初はゆっくりと空港内を回っていた。
んがっ、突然、ゴワーーーーーーっという轟音と共にものすごいスピードで滑走路を駆け出した。
私は、瞳孔が開いてしまった。(それじゃ、死んでるな)
それまで隣人持参の「マイルス・デイビス自叙伝」について語らっていたというのに
(かなり笑える内容とか?)もう、アカン。
そしてふぅっと浮き出した。「うわぁー」
この耳に中の部屋で感じるGがたまらなく怖い。
何度も何度も高度が上がる毎にふわーんと感じる。
「辞めておけば良かった」と後悔しても空の上。どないもこないも。
しかしものの10分もすると機体が安定したようで
シートベルトを外して、やっとリラックス。。。
頭の中を昨夜の「包み込むように」が流れる。
(MDを充電し忘れて聴けず)
ふんふんと口ずさんでりとスチュがやってきてお菓子を配り始めた。
日本人のスチュなどいない。皆、インドネシア人だった。
「サンキュー」と口にしてみた。何となくクリスタル。ふふっ。向かうとこ敵ナシ。
お菓子の袋を開けるとインドネシア豆菓子だった。
ボリボリと囓り、一息をついた。
「ぐっ。ゲエエエエエエエ」
マズイ。ばりばりマズイ。胃から上がってくるものを何とかこらえ、ビールを飲み、プリングルスで誤魔化した。
これからバリでのメシを考えて憂いた。
その後、機内食は配られ始めた。
何度も練習した「チキン・プリーズ」がここに来て開花。
しかし豆が頭に残っていて、ちょっと口をつけて
あんまりオイシクなかったんで残した。
後で食べればいいや、と。
5分もするとスチュが下げにきた。
「まだ食べるから」と言いたかったが英語が出てこない。「ちょっと待って」と懇願したがにっこり笑って「ちょっと待って」とオウム返ししながら
スチュは、それを手早く下げてしまった。
唖然としたけど仕方がない。諦めた。
そんなこんなで足もダルくなったけど空席のおかげで
足を伸ばすこともできて割と楽に時間を過ごせた。
到着時間も間近になり(約7時間)、窓から下を見ると雲の合間から山・海・島が見えた。
そして降下。これは難なくクリア。(気圧差で頭痛を訴える者もいたが)
着陸。飛行機を降りると「暑い!」
常夏の国だから仕方がないがウダルよな暑さ。
熱気がまさに包み込むように身を纏う。
まぁ、無事に空港を出ると、見慣れぬ顔立ちの群。
アジア人なんだけど全然、違う。
換金所でとりあえずルピアに換える。
レートは、90ルピア/円。
そしてタクシーに乗る。バリでは、水色のバリタクシーが一番、良心的でメーター制らしいが
この時はチケットで。そしてホテルに向かう。
バリは、道が狭く、その道をベスパが埋め尽くす。
ベスパの海を車が縫うように走るという感じ。
程なくクタ(中心部)のアラムクルクルというホテルに着いた。
そこは、日本人スタッフ在駐で「原るみ」さんというすっかりバリ顔の日本人に説明を受ける。
そして出されたトロピカル・ジュースで一息入れ、部屋へ。
広々とした部屋でベッドが4つある。
アジアテイストで小ぎれいな部屋だった。
身支度を整え、町を散策してみることに。
町には、自転車の姿がない。皆、バイクだった。
ガラムの匂いが漂い、観光客向けの店が立ち並ぶ。
日本人が多いみたいで皆、口々に「おっはー」
「新婚さん、いらっしゃーい」と言う。
日本語表記の店も多い。コンビニはサークルKが多い。
歩いてると「オチタヨ」と言われ、ふと振り向く。
何が落ちたのかわからない。が、そこで気付く。
友人は、ずっと何を落としたのかとキョロキョロ。
「あかんやん。そこで振り向いたら日本人ってバレるやん!」とたしなめた。
そう、たぶんカマをかけてるんだろう。
急に「ワライキノコ」や「タイマ」などの用語も囁かれる。
日本でもよく見るブランド店も並び、私たちはSTUSSYやラルフを見て回った。
昼御飯はなにを食べたか忘れた。
夜は、皆で遠出してシーフードレストランへ。
自分で魚やエビを選んで、調理してもらう。
これが、かなりウマイ。巨大なロブスターは、ぶりっぷりでジューシー。
浜辺にあるお店なんだけど波が5メートルもあろうかと思われる。
数人で波と追いかけっこをしてみたがめちゃめちゃスリリング。
あんな高波にさらわれたらオシマイだもの。
星もたくさん見えて、とてもキレエ。
そんな感じで一日目を過ごした。
京都駅からエアポートバスに乗り、関空へ。
そして関空で他同行者3名と待ち合わせる。その3名全てが旦那を置き去りにしての海外の様子。
今回は、総勢8名の旅。皆でガラガラゴロゴロとチェックインへ向かい(何故かガラガラを引くと足早になってしまう者がいた)、搭乗の手続きを済ませ、余裕を持って出たはずが割とすぐに搭乗。
ガルーダ・インドネシアという航空会社の飛行機に乗り込む。
喫煙席があり、めちゃ助かるー。平日のせいか空席が多くリラックスでけた。
ここからが正念場。何と言っても飛行機が怖いのだ。昔、乗った時は大丈夫だったんだけどね。
持参の催眠剤を飲む。でもちょっと遅かったみたい。
飲んですぐに動き出した。最初はゆっくりと空港内を回っていた。
んがっ、突然、ゴワーーーーーーっという轟音と共にものすごいスピードで滑走路を駆け出した。
私は、瞳孔が開いてしまった。(それじゃ、死んでるな)
それまで隣人持参の「マイルス・デイビス自叙伝」について語らっていたというのに
(かなり笑える内容とか?)もう、アカン。
そしてふぅっと浮き出した。「うわぁー」
この耳に中の部屋で感じるGがたまらなく怖い。
何度も何度も高度が上がる毎にふわーんと感じる。
「辞めておけば良かった」と後悔しても空の上。どないもこないも。
しかしものの10分もすると機体が安定したようで
シートベルトを外して、やっとリラックス。。。
頭の中を昨夜の「包み込むように」が流れる。
(MDを充電し忘れて聴けず)
ふんふんと口ずさんでりとスチュがやってきてお菓子を配り始めた。
日本人のスチュなどいない。皆、インドネシア人だった。
「サンキュー」と口にしてみた。何となくクリスタル。ふふっ。向かうとこ敵ナシ。
お菓子の袋を開けるとインドネシア豆菓子だった。
ボリボリと囓り、一息をついた。
「ぐっ。ゲエエエエエエエ」
マズイ。ばりばりマズイ。胃から上がってくるものを何とかこらえ、ビールを飲み、プリングルスで誤魔化した。
これからバリでのメシを考えて憂いた。
その後、機内食は配られ始めた。
何度も練習した「チキン・プリーズ」がここに来て開花。
しかし豆が頭に残っていて、ちょっと口をつけて
あんまりオイシクなかったんで残した。
後で食べればいいや、と。
5分もするとスチュが下げにきた。
「まだ食べるから」と言いたかったが英語が出てこない。「ちょっと待って」と懇願したがにっこり笑って「ちょっと待って」とオウム返ししながら
スチュは、それを手早く下げてしまった。
唖然としたけど仕方がない。諦めた。
そんなこんなで足もダルくなったけど空席のおかげで
足を伸ばすこともできて割と楽に時間を過ごせた。
到着時間も間近になり(約7時間)、窓から下を見ると雲の合間から山・海・島が見えた。
そして降下。これは難なくクリア。(気圧差で頭痛を訴える者もいたが)
着陸。飛行機を降りると「暑い!」
常夏の国だから仕方がないがウダルよな暑さ。
熱気がまさに包み込むように身を纏う。
まぁ、無事に空港を出ると、見慣れぬ顔立ちの群。
アジア人なんだけど全然、違う。
換金所でとりあえずルピアに換える。
レートは、90ルピア/円。
そしてタクシーに乗る。バリでは、水色のバリタクシーが一番、良心的でメーター制らしいが
この時はチケットで。そしてホテルに向かう。
バリは、道が狭く、その道をベスパが埋め尽くす。
ベスパの海を車が縫うように走るという感じ。
程なくクタ(中心部)のアラムクルクルというホテルに着いた。
そこは、日本人スタッフ在駐で「原るみ」さんというすっかりバリ顔の日本人に説明を受ける。
そして出されたトロピカル・ジュースで一息入れ、部屋へ。
広々とした部屋でベッドが4つある。
アジアテイストで小ぎれいな部屋だった。
身支度を整え、町を散策してみることに。
町には、自転車の姿がない。皆、バイクだった。
ガラムの匂いが漂い、観光客向けの店が立ち並ぶ。
日本人が多いみたいで皆、口々に「おっはー」
「新婚さん、いらっしゃーい」と言う。
日本語表記の店も多い。コンビニはサークルKが多い。
歩いてると「オチタヨ」と言われ、ふと振り向く。
何が落ちたのかわからない。が、そこで気付く。
友人は、ずっと何を落としたのかとキョロキョロ。
「あかんやん。そこで振り向いたら日本人ってバレるやん!」とたしなめた。
そう、たぶんカマをかけてるんだろう。
急に「ワライキノコ」や「タイマ」などの用語も囁かれる。
日本でもよく見るブランド店も並び、私たちはSTUSSYやラルフを見て回った。
昼御飯はなにを食べたか忘れた。
夜は、皆で遠出してシーフードレストランへ。
自分で魚やエビを選んで、調理してもらう。
これが、かなりウマイ。巨大なロブスターは、ぶりっぷりでジューシー。
浜辺にあるお店なんだけど波が5メートルもあろうかと思われる。
数人で波と追いかけっこをしてみたがめちゃめちゃスリリング。
あんな高波にさらわれたらオシマイだもの。
星もたくさん見えて、とてもキレエ。
そんな感じで一日目を過ごした。
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