カセットブック

2000年10月21日
久々の日記復活。

洋服にしろ本にしろ間違って買ってしまうものはある。
中でも幼い?おひさちゃんが失敗したと思う物。
それがこの「マダム・エドワルダ」の宝島カセットブックなんである。

引っ越しの時に出てきたのね、これ。
名前もあれなんだけど装丁ももろ暗黒。
中を開いてみることにしよう。

夜のオペラの幕開け
深き睡みの中で 綱渡りをする蛇
時を閉じこめた箱を抱えたまま
夢想に溺れ 呼び戻されて
散りばめられた幻影風景

なんじゃらホホイのホイ。
音の方は今再度聴いてみようという気にはなれんが
記憶ではもーゴス。(だったと思う)
ケショ・バンってやつである。
確かに日本のインディーズの黒魔術系?のものを聴いていたとはいえこりゃいかん。
いくら京本政樹が好きだとはいえすっぴんで女のような顔がいいだけで化粧はいかん。
なんだ、この襟のヒラヒラは!!ったく。
こういう物の中には音楽そのものが理解しがたいというのかな?実験音楽?みたいな?
(例・サディサッズとか)という理由で聴けないならまだいいんだけど感触が痛いとあかん。
ほんでもってこいつらALIEN SEX FIENDなんかと共演してるんである。
だけどんなことよりびっくりしたのが彼らのうちの一人がダーリンに似てるんである。
今の、ではなく当時(80年代中期頃)の写真を見たんだがその時のダーリンに。
で、このバンド、他のメンバーはストーンズとかZEP
とかロックの王道が好きと書いてあるのに彼だけが
クラウス・ノミとかDEVOとか。。。
ふぅぅぅぅぅ。

しかしここにもう一つカセットブックが。
ダーリンのである。
ペヨトルの夜想から出たEP-4のカセットブックである。
音は聴いてないんだけど本人はそんなでもないという。
時代は私たちの年齢差を示すべくして4年ほど違う。ここには
「肉体の時代が終焉した、というよりは肉体自体が終焉したのだ。コスモスと振音を交感させていた何兆年もの歴史が停止した。
肉体は銀河からのイメジを絶たれた無限空間に浮遊する停止した音叉箱・・・・。」とある。
文章全体を察するにどうもナチファッション流行への批判か?
ファッション先行型で意識と肉体が離れちゃってるおバカ急増の警鐘っぽく読めるんだけど「日本人の無意識の根底にはナチス的要素を望んでるのかも?」とヴォーカルの人が閉めている。

じゃあ、ケショバンはどーなんだろーか?

ってな事を深く思索してる内にお昼がきちゃったー。
ダーリンのお昼ゴハンつくんなきゃー。(?)

ま、あたしはPEのライブのチケが取れたんでやんす。最近はどうか知らないけど「ハイル・ヒトラー」やるかなー?
(どうせこんなもんさね。平和だね、日本)

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